情報知能5回生の指尾です。平成31年3月13日(水)にCS21講座の卒業生のうち、関東に就職した卒業生を同士の交流を目的とした同窓会「CS21 Drop-in Party」を開催致しました。今回で7回目となります。春の学会で貝原先生が東京に来られる機会に、飲み会を企画したのが本イベントの始まりでした。ここ数年はコンスタントに15名程度の参加者が集まっており、年に一度の同窓生同士の交流の場として楽しんでもらえていると信じています。
今回は、ここ2,3年以内に卒業・修了された若い卒業生が多く参加してくれました。自分自身はまだまだ若いつもりでおりますが、今年で後厄を迎え、そろそろおじさんと呼ばれることを受け止めるべき年齢です。若い参加者が話してくれた結婚や関東での人脈の無いことへの不安などに対して、自身の経験を通じてコメントやアドバイスしている自分に気付くと、やはり時間経過を感じずにはいられませんでした。また、このイベントを始めた頃には学生だった杉之内さんも、今では助教としてご活躍され、未来の日本を背負って立つ若者達を育てて下さっています。中でも一番驚いたのが、貝原先生が御歳59歳とのことを伺った時でした。来年のこの時期には還暦です。藤井進先生が定年で退職された2006年から13年。私個人的には、この間に結婚や転職しながら走り続けてきたのですが、振り返ってみるとあっという間に過ぎてしまいました。このあっという間の時間があと1度経つと私自身の還暦が見えてくる歳になるという事実に戸惑いを覚えました。
若手の皆さんは久し振りの再会を楽しんでいる様子でした。同じ研究室で過ごした1年もしくは3年間、苦楽を共にした人達との再会で話題が尽きることなく楽しそうでした。仕事を通じて構築される人脈は、ある意味で利害が常に付きまとう関係になりますが、大学の同じ研究室の卒業生との関係は純粋で、そこに利害等の面倒なものは一切ありません。また、歳を経た私くらいの世代の人にとって、同窓生との再会はまるでタイムマシンのような感覚だと思います。気持ちが学生の頃に戻され、当時楽しかった思い出や失敗などが新鮮に蘇ってきます。本稿をお読み頂いている皆様におかれましても、もし同窓会等から疎遠になっているようでしたら、一度同窓会をご企画頂いては如何でしょうか。素敵なタイムスリップをご体験頂けること間違いありません。
末筆ながら、本同窓会を毎年サポートしていただいているCSクラブには大変感謝しております。有難うございます。
指尾 健太郎 (情報知能5回) 記
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